『生徒指導提要』からいじめ予防を考える
令和4年12月に『生徒指導提要』が改訂されました。その中で注目すべきことの一つに、いじめへの対策についてです。いじめは全世界的な問題ですが、今回の改訂では「予防」にも重点が置かれていることが、大きな特徴の一つです。
いじめ予防につながる発達支持的生徒指導では、児童生徒の人権に十分に配慮しつつ、次のような点に留意することが重要です。
① 「多様性に配慮し、均質のみに走らない」学級つ゛くりを目指す
② 児童生徒の間で人間関係が固定化されることなく、対等で自由な人間関係が築かれるようにする
③ 「どうせ自分なんて」と思わない自己信頼感を育む
④ 「困った、助けて」と言えるように適切な援助希求を促す
以上4点に注意して学級経営をしていくことが求められています。これから教員採用選考で面接が控えている方、十分に体に染み込ませましょう。
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